違いのわかる人になりたいですか。
前々回のブログで「冷めたほうが美味しい」と書きました。
詳しく説明してほしいと思っておられる方もいるようなので今回はそのことについてお話ししますね。
修行時代にパン職人の先輩が言った一言が、当時は分からず、また忘れられませんでした。
「パンは焼き立てだとまずいんだよなぁ。」
当時、ハタチそこそこでしたらか 「どうゆう意味だろう」と。
皆さんはその意味がわかりますか。
あれからわたしなりに考えて出した結論はこうです。
人間の舌は暑くても冷たくても鈍くなる。
パンも焼きたては美味しく「感じる」けど、パリパリの食感、香りなどが
プラスされて美味しく感じてる。
でも、粉の味、塩加減、イーストの交じり合ったアルコール臭、…そんな「複雑な味」は、さめなくてはわかりません。
冷えるではなく、冷めるです。
つまり今度は冷えすぎると、また舌の感覚、味がぼける。
アイスコーヒーはとても濃いですね。
温めて飲んだら飲めたものではありませんね。
それだけ濃く、甘くしてやらないと、味がわからないんだと思います。
だから本当のそのものの味を楽しみたいなら冷めたものを食べる。
もっというなら、風味が飛んでしまっていないもの、
パンなら焼きたてを常温で冷ましていただく。
パンの耳、つまり皮なんか、本当に美味しい。(美味しいパンは、です)
(余談ですが個人店の食パンは型から外すのに普通の油を使っていると思います。
だから美味しいはすです。大手さんのパンの耳って美味しくないでしょ。)
ではそういった美味しくない耳、パンを美味しく食べるには?
そうです、その逆で温めれば良いのです。
今度は温めてしまえば、どちらもさほど変わらず食べられる。
ふすま粉の入ったフレジュのパンも同じです。
焼きたてと粗熱をとったものと色が違うでしょ?
「落ち着かせる」ってわたしたちは言います。
そのほうが生地も安定して断面も綺麗に出ます。
でも、おかずパンではなく、食パンタイプのふすまパンは例外で少し焼いた方が美味しく感じますね。
特にふすま臭が苦手な方は是非、温めて、バターのたっぷり香りしみ込んだトーストをお勧めします。
この辺を使い分けてパンを作る、食べたら、もっと食卓が豊かになるんじゃないかと思うんです。
スイーツ系も冷めたら味がよくわかります。
パウンド系、スポンジ系はその辺を念頭に置いてレシピを工夫するといいと思います。
つまりふすま粉を使うなら、それの臭いが嫌いなら、その香りを覆ってしまう何かを使う。
同じようにデコレーションケーキを美味しく食べる方法って知ってますか?
これは以外に知らないかも。また普通は教えたらがないかも。
さて、
「あなたは今まで最善の選択をしてきましたか。後悔はありますか。 1話」
たくさんの方からの反響本当にありがとうございますっ。
自分のことを書くのは苦手でそんなこと聞きたくもないかなと内心心配したいました。
でもがんばって続けて書きたいと思います。ありがとうございます。
どうぞ、2話をお待ちくださいね。
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